みなさんこんにちは、ロンドン駐在妻のPokoです。
せっかく英語圏イギリスに駐在になったし、帰国までに英語の資格でも取っておきたいな!
イギリスに駐在する事になった方の多くが「英語力をUPして帰国したい」と考えられるか思います。
特に駐在妻の方は離職して帯同される方も多く、日本にいる時よりも時間に余裕がある方も多いです。
そうなると考えるのが、英語の資格。
本帰国した後のキャリアアップに繋げたいという方も多いですよね。
私はイギリスに来てから猛勉強し、TOEIC900点以上、英検準1級を取得しました。
(恥ずかしながら、渡英時はTOEIC400点程度の英語力でした。。)
現在は英検1級を受けるか検討しています。
そこで今回は、イギリス駐在妻の方にオススメの英語の資格TOP4をご紹介します。
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どんな英語資格があるの?
英語の資格を取りたいものの、沢山種類があってどの資格を勉強したら良いのか分からない、という方も多いですよね。
英語力を測る検定で有名なものは以下のTOEIC、英検、IELTS、TOEFLかと思います。
TOEIC、英検は日本で有名な資格なので、聞いたことがある方も多いかと思います。IELTS、TOEFLについては特に国外で認知度が高い英語資格になります。
イギリスで受けられる英語試験は?
それではこれらの英検、TOEIC、IELTS、TOEFLの4つの英語資格試験のうち、イギリスで受験することが出来る資格はどれでしょうか?
現在イギリスで受験可能な資格試験は以下の3つです。
残念ながら、日本の就職・転職界隈で多く使用されているTOEICはイギリス現地では基本的に定期的に開催されておらず、受験することが難しい状況です。
イギリス駐在妻におすすめの英語資格試験は?
それでは、イギリス駐在妻の方におすすめの英語資格試験TOP4をご紹介します!
駐在妻の方におすすめ、という定義ですが、基本的には「自分の英語レベルを定期的に確認したい」「資格試験の勉強を通して英語力を上げたい」「帰国後の再就職に活かしたい」といった目的、と仮定しランキング付けしています。
もちろん資格を利用する明確な理由がある場合はそちらの資格を取得されてくださいね。
4位 TOEFL
まず第4位は、TOEFLです。
TOEFLとは、先ほど述べた通り世界基準で認知度の高い英語テストですが、元々こちらのテストは英語圏の大学や大学院への入学を目指す人の「英語で学ぶ力を測る」ために開発されました。
そのため、現在も主にアメリカ圏の大学への留学を目指す方が受験するテストとなっています。
テスト内容もリーディング、リスニングだけでなくスピーキング、ライティングの試験もあり、出題される内容も非常にアカデミックです。
勉強すれば4技能伸ばせるのでその点ではメリットになると思いますが、問題はお値段。
現在、受験料は$235、日本円で約32,900円(※現在$1=140円)と非常に高額となっています。
帰国後、外資系企業に就職したり、アメリカ圏への移住・留学等を考えている方にはおすすめですが、費用面に加え日本での知名度はTOEICなどと比べて劣る事からも、英語力の力試しに受験するというよりは、進学や移住等の目的を持った方向けのテストと言えると思います。
3位 IELTS
3位はIELTSです。
イギリス発祥の英語資格試験で、こちらもTOEFL同様に世界的に知名度が高く、イギリスやオーストラリア、カナダなどへの移住・留学、外資系企業への転職などを目指す方におすすめの試験です。
リスニング問題などもイギリス英語が多いので、イギリスで生活する上で耳を慣らす、という意味では日常生活にも活きてくる面があるかもしれません。
もちろんイギリス現地で受験する事が可能ですが、こちらもネックなのが受験料。
1回の受験料が£189、日本円で約30,400円(※現在£1=161円)とかなり高額なのです。
イギリス発祥の資格試験なので記念にイギリス現地で受けてみたい、という方もいらっしゃるかと思いますが、ちょっと記念受験の費用としては高いなーという印象です。
こちらもTOEFLと同様、費用や日本での知名度を考えると、英語の力試しというよりは、長期間しっかり準備をし、明確な目的を持って受験されるのが良いと思います。
2位 TOEIC
お次は言わずと知れたTOEIC!
多くの日本企業が英語力を図るのにTOEICのスコアを参考にしています。
日本国内での信頼度は高いので、帰国後日本企業に再就職するのであれば、英語力の証明としてはTOEICを勉強しておけば問題ないでしょう。
しかし、デメリットとしては実はTOEICは世界的に見ると認知度は低く、受験者のほとんどが日本人と韓国人です。そのため外資系の企業などでは参考にされ難い一面もありますので、その点は注意が必要です。
また、現在イギリス現地では基本的に定期的に試験は開催されておらず、受験することが難しい状況のため、一時帰国した際などに受験しなくてはいけないのが不便なところ。
ただ、費用面も1回7,810円なので、「定期的英語力を測る」という意味では良いテストかと思います。
私は毎回一時帰国の度に受験しています
あとは基本的にTOEICは試験形態がリーディングとリスニングのみの試験となっており、スピーキングとライティングの試験がありません。(TOEIC SWというスピーキングとライティング能力を図る試験もありますが、認知度はそこまで高くないため、ここでは割愛します。)
そのため、総合的な英語力を伸ばす、という意味ではテストの勉強だけでは若干物足りない印象もあると思いますが、自分で他の方法でアウトプットをしていけば補強できるのではないかと思います。
一時帰国に合わせて受験する煩わしさはありますが、本帰国後に日本企業への再就職を目指す際にスキルアップに繋がりやすい、費用も他のものと比べると良心的という点で2位にさせていただきました。
1位 英検
映えある第1位は、英検を選ばせていただきました!
TOEICに次いで日本で認知度の高い英語の資格試験が、英検ですよね。
英検の何より良いところは、イギリス国内で受験が可能な事!
主にイギリスに住む日本人の子供達が多く受験していますが、大人ももちろん受験可能です。
私も英検準1級はイギリスの試験会場で受験し取得しました。
英検はリスニング、リーディングに加え、ライティングとスピーキングの試験も行われ、費用面も1回£100ちょっと、日本円で約16,000円前後(※現在£1=161円)なので(受験級によって費用は異なります)、「英語の総合力を上げたい」「実力を定期的に測りたい」といった駐在妻の方には、とても向いているテストだと思います。
また、こちらの試験も世界的な認知度は低いものの、日本国内では依然として信頼度も高く、TOEICには劣りますが、日本企業に再就職するのであれば、役に立つと思います。
イギリス現地で受験が可能で、テスト勉強を通して英語の総合力を上げられて、日本でも比較的知名度があり、英語力を図るには費用面でも丁度良い、という点で1位に選ばせていただきました。
英語資格取得のポイント
イギリス駐在妻におすすめの英語の資格試験を4つご紹介しましたが、私が勉強した中で感じた駐在妻が資格取得を目指すためのポイントをお伝えします。
ポイント① 受験計画をしっかり練ろう
駐在妻に関わらずですが、特に海外で暮らす私たちは受験計画をしっかり練ることが重要です。
特にTOEICなどを受ける際には、一時帰国の日程に合わせて受験する必要がありますし、「結果がいまいちだったからすぐ来月また受けよう」ということが難しい為1回1回の受験が貴重です。
しっかり長期的に資格受験計画を立てて、試験に挑みましょう。
ポイント② 学習の計画を立て、教材を早めに取り寄せよう
試験の受験日が決まったら、その日から逆算してしっかり学習の計画を立てましょう。
海外在住者は日本の様に簡単に日本語の教材を手に入らないため、合格に達するためにあとどの技能をどのくらい伸ばす必要があるのか、どのタイミングでどの教材を使うかまでしっかり計画を立て、事前に必要な教材を日本から取り寄せる必要があります。
しっかり計画を立てることで無駄がなくなりますので、あらかじめ綿密に計画を立てておくのがおすすめです。
ポイント③ 学んだ英語を積極的にアウトプットしよう
海外で暮らすメリットの一つとして、英語をすぐにアウトプット出来る環境であることが挙げられます。
学んだ事をアウトプットする事で知識は定着すると言われているため、その日学んだ単語や文法を日常会話の中で使ってみたりすると、効率良く学習が出来、資格取得に近づくと思います。
是非海外に住んでいるメリットを生かして、積極的にアウトプットしていきましょう!
海外での資格試験受験ってどんな感じ?
特に英検などの日本の資格試験を海外で受ける場合、日本と違いがあるのでしょうか?
私は英検をイギリスの会場で受験しました。
結論から言うと、難易度をはじめ、基本的には日本で受験するのと大きくは変わらないと思います。
しかしいくつか異なると言われているポイントがありますので、ご紹介させていただきます。
採点が厳しくなる?
よく耳にするのは、スピーキングの採点が日本で受験するより厳しくなる、という話。
当たり前ですがイギリスで受験する、ということは周りの受験者も基本的にはイギリス在住の方々。
周囲のレベルが高いので試験官の採点も日本で受けるよりは若干厳しめになりやすい、という事の様です。
ある程度仕方がない部分ではあると思いますので、あまり気にせずに受験するのが良いと思います。
受験者の年齢層が違う?
あとは上位級の受験者の年齢層が日本での受験より若いと思います。
やはり海外に住んでいる子供達の英語のレベルが高いため、日本での受験より上位級であっても年齢層の若い子供たちが多くいる印象です。
子供たちに囲まれて受験するのは少し勇気がいりますが、決して恥ずかしい事をしている訳ではないので、堂々と挑みましょう。笑
さいごに
いかがでしたか?
キャリアを中断してイギリスに来ている方も多い駐在妻。
帰国後のキャリアに不安を抱く方も多いかと思います。
しかしせっかくなら仕事から離れたタイミングで、イギリスにいる間に英語資格を取得し、帰国後のキャリアアップに繋げてみてはいかがでしょうか?
帰国後に英語力を示せるものが欲しいと思っても、バタバタしてなかなかそこまで手が回らないことも多いと思うので、在英中に取得してしまうのがおすすめです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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