みなさんこんにちは、ロンドン駐在妻のPokoです。
イギリスで風邪をひいてしまった!
イギリスの薬ってどんなものを買えば良いか分からないし、成分も強いっていうし不安…
イギリスは乾燥しているので、こちらの気候に慣れていない私達は風邪をひきやすい!
しかも、なぜかイギリスの風邪には日本の風邪薬があまり効かない気がします。(私だけ?)
そこで、今回は薬局で買える、イギリスで風邪を引いてしまった際のオススメの風邪薬を紹介します!
どれもドラックストアBootsなどでも購入出来るものですので、参考にしてみて下さいね。
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イギリスの医療事情
まず始めに、イギリスでは国民皆保険制度(NHS)という制度により医師の診察を無料で受ける事が出来ます。(外国人も特定の条件を満たせば受けられます)
しかし、みんな気軽に病院に行けるかというと、そうではありません。
最寄りのGPと言われるかかりつけ医を登録するのですが、とにかくこのGPが混んでいて、予約を取れるのが1ヶ月以上先、なんて事もあります。
1ヶ月もあったら普通の風邪なんて治っちゃうよ〜!
しかもやっと受診できても普通の風邪程度の症状ですと市販薬を勧められて終わり、なんてこともザラです。
その為、多くのイギリス国民は普通の風邪やインフルエンザ程度では病院に行かず、市販薬で治療をすることが多いのです。
それだけ多くのイギリス国民に頼りにされている市販薬。
今回は、そんな市販薬でおすすめの風邪薬をご紹介していきます。
① 総合感冒薬 LEMSIP
イギリスで1番定番なのが、LEMSIPという薬です。
いわゆる総合感冒薬で、解熱鎮痛や鼻の通りを良くする成分が含まれています。
イギリス人は普通の風邪も、インフルエンザもこれを飲んで治します。笑
日本人からするとびっくりしますが、イギリスは頻繁に病院にかかれないので、これを飲んで治す様です。実際パッケージにも「Cold &Flu」(風邪とインフルエンザ)と記載があります。
薬局に行くと大体1番目立つスペースに置いてあります。個人的には良く効きます。
LEMSIPにもいくつか種類があるので、どれを選ぶのが良いかご紹介して行きますね。
薬の形状
LEMSIPには大きく分けて粉タイプとカプセルタイプがあります。
パッケージにマグカップが書いてあるものが粉タイプ、カプセルが書いてあるものがカプセルタイプです。
粉タイプと言っても、日本でイメージする粉薬ではなく、粉をコップにあけ、そこにお湯を注いでお湯で溶かして飲むものです。
箱を開けると小袋が10袋入っており、1袋が1回分です。
粉タイプとカプセルタイプで成分は一緒なので、飲みやすい方を選んでもらうと良いかと思います。
ただ、カプセルタイプはかなりサイズが大きく、イギリスでも多く飲まれているのは粉タイプです。
私も粉タイプは初めてでしたが、暖かいお湯に溶かして飲むと体も温まるのでオススメですよ。
味の種類
味は大きく分けて3種類あります。
1番ポピュラーなものはレモン味です。
人工的なレモネードの様な味で、独特の風味はしますが、個人的には甘くて美味しいです。
そしてカシスとハニーアンドジンジャーも飲んだ事がありますが、びっくりするくらい私は美味しくなかったです。笑
なので、初めての方はレモン味からトライするのをオススメします。
薬の強さ
LEMSIPには大きく分けると普通のLEMSIPとLEMSIP MAXがあります。
違いは有効成分の含有量です。
LEMSIPはパラセタモール(解熱鎮痛効果)とフェニレフリン塩酸塩(鼻の通りを良くする)を主成分として出来ています。
通常のLEMSIPのパラセタモールの含有量は650mg、LEMSIPMAXは1000mgです。
それに対し日本のタイレノールなどのパラセタモール系の解熱鎮痛剤でも含有量は300mgなので、通常のLEMSIPでも日本のものの倍以上含まれています。(MAXだと3倍以上!)
LEMSIP MAX ALL IN ONEって言う商品も見かけるけど、これは何?
LEMSIP MAX ALL IN ONEはLEMSIP MAXに咳止め成分が追加されています。
咳止め成分自体は日本のせき止め薬と含有量は大きく変わらない様ですが、他の成分はLEMSIP MAXと同じなので強い薬である事は変わらないですね。
初めての方は通常のLEMSIPから購入するのがおすすめです。
LEMSIP、まずはこれを買おう!
最終的なおすすめは、通常のLEMSIP(MAXじゃない、ALL IN ONEじゃない)、レモン味、粉タイプ!です!
似ているものが沢山あるのでご注意くださいね。
② 薬効のど飴 Strepsils
続いてのおすすめはこちら、薬の成分が入っているのど飴です。
喉の乾燥やイガイガなどの初期症状には「Lozenges」と書かれているものを選んで見てください。
このタイプが1番ポピュラーで、私も風邪の引き始めにはこれを舐めています。
薬の成分が含まれている事もあって、私は良く効きます。
ハニーアンドレモン味と、いちご味、オレンジ味がありますが、ハニーアンドレモン味が私は1番好きです!でも他の味もそこそこ美味しかったのでお好みでどうぞ。
喉に痛みが出てしまっている場合は、「EXTRA TRIPLE ACTION」と書いてあるシルバーの箱のものを選んでみてください。カシス味とチェリー味があります。
他にも「SORE THROAT &COUGH」などの咳止め成分が追加されたものや、「SORE THROAT &Blocked Nose」などの鼻水止め成分が追加されたものもあります。
症状に合わせて必要なものを選んでみてくださいね。
③ 解熱鎮痛剤
イギリスでは解熱鎮痛剤がびっくりするくらい安く、スーパーなどどこでも気軽に手に入ります。
代表的なものはイブプロフェンとパラセタモールです。
日本で言うロキソニンやEVEと同じ感覚で使用する事が出来ますよ。(用法用量はそれぞれ確認してくださいね。)
Waitroseのイブプロフェンは16錠入って45p(約65円)、パラセタモールも16錠入って70p(約90円)という破格のお値段でした。
④ 熱さまシート
風邪薬とは少し異なりますが、イギリスにも熱さまシートはありますよ!
特に問題なく使えるので、これから日本からいらっしゃる方は必要以上にお持ちにならなくても大丈夫だと思います。(イギリスのものもそこまで高くないです)
最後に
いかがでしたか?
慣れない土地で購入する風邪薬、不安がいっぱいですよね。
皆さんの症状が少しでも良くなります様に😢
それでは、また次の記事でお会いしましょう☺️
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